音楽のルーツはジャズ…西城秀樹さん(2)
拓郎さんから西城秀樹さんの話は聞いたことがありますが
西城秀樹さんから拓郎さんの話を聞くのは初めて
地元では吉田拓郎さんとも演奏
ドラマーとして兄たちと一緒にバンドの演奏をするようになった。「年上の人たちに遊んでもらっていたっていうのかな」と振り返る。当時、地元にビートルズ系統の曲を演奏している大学生がいた。9歳年上の吉田拓郎だ。
「拓郎さんとも一緒にやらせてもらったことがあって、歌手になってから拓郎さんに会ったら、『あのちっちゃかった木本君だろう』と言われたことがあります。その縁で曲を書いてもらいました」
兄のバンドでは、歌も歌う。兄がメーンのボーカルで、コーラスを担当した。東京から来たミュージシャンと一緒に演奏するような機会もあって、「広島に面白い子がいる」と、うわさを聞きつけた音楽関係者と会うようになった。
拓郎さんの話では確か「ダウンタウンズ」が本拠地にしていた河合楽器の練習場に
小学生だった西城秀樹が来て、初めは小学生がうまく歌える訳がないと思ったが
歌わせてみたら凄く上手くて驚いた。というようなことをいっていたが
下記のような経緯があればそれも納得出来る。
お兄さんがジャズピアニストというのも拓郎さんと同じ。
小学校の頃からジャズを志し、ジャズスクールに通っていた。
僕は、歌手じゃなくて、ミュージシャンなんですよ。その後、グループサウンズに興味を持って、『ウッドストック』という映画の影響でロックにも入りこみました。ジャニス・ジョプリン、ジェームズ・ブラウン、ロッド・スチュワート、ギターはジミ・ヘンドリックス。この辺が僕のルーツです。ブラスロックのシカゴの影響も大きいです。60、70年代の音楽はすばらしいですね」